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今年のハロウィンの過ごし方 -Tinkergarten (アメリカ)の場合ー

こんにちわ!irokuma 井上です。

色々なお店でハロウィングッズが並べられる季節になりました。
私の世代にとって、「ハロウィン」という言葉が日本でこのように浸透してきたのはごく最近のことだと思うのですが、みなさんはどのように感じられますか?
というか、そもそもハロウィンって何の日?
”仮装パーティー”のこと?カボチャのおばけを飾ってお菓子をもらいに行く日のこと?

ロングマン英英辞典によると、ハロウィンとは。。。

the night of October 31st, which is now celebrated by children, who dress in costumes and go from house to house asking for sweets, especially in the US and Canada. In the past, people believed the souls of dead people appeared on Halloween.
出典:ロングマン現代英英辞典(ウェブ版)

(日訳すると、以下のようです。
10月31日の夜。現在では、特にアメリカやカナダにおいて、コスチュームに身を包んだ子どもたちが、お菓子を求めて家々をまわってお祝いする日。かつては、ハロウィンの日には亡くなった人々の魂が現れると信じられていた。」)

つまり起源は、アメリカ&カナダ版「お盆」ってことなのです!
それが時代が下って今のかたちになったんですね。
恥ずかしながら、私はてっきり収穫祭か何かのお祭りだと勘違いしていました。
カボチャのランタンは、善い霊を呼び寄せ、悪い霊を遠ざけるのだとか。

さて、ハロウィンの本場アメリカでも、新型コロナウィルスの影響でその過ごし方が見直されています。
私がよく参考にしているアメリカの”Tinkergarten“という団体の投稿によると、子どもたちにとって超ビッグイベントであるハロウィンを、コロナ渦にどうやって楽しむのか頭を悩ませる親が多いんだそうです。
そこで提案されている楽しみ方が、Halloweek(ハロウィーク)
アンケートによって明らかになった、”子どもたちがハロウィンを楽しみにしている本当の理由”を大切にして組み立てられた、ハロウィンまでの1週間をまるごと楽しむプランです。

楽しそうなので、ちょっとご紹介します。

Halloweek!

DAY1:コスチュームの日(コスチュームを着て夕飯を食べる)
DAY2:小さなカボチャボートを作る(カボチャの馬車ならぬ、ボートを作って水に浮かべる。
DAY3:カボチャを研究する(カボチャの中はどうなっているの?カボチャの種っていくつ入っているの?等、予想しながらカボチャを解体する。)
DAY4:カボチャのランタンを作る
DAY5:魔法のハロウィンビールを作る ※ノンアルコール
DAY6(BIG DAY):コスチュームを着てミニパレード&おやつの宝探しゲーム
引用:Tinkergarten ウェブサイト

家庭でも取り入れられそうなアイディアです。
特に小さなお子さんがいる家庭では、試してみてください。

さて、Tinkergartenによると、
大人よりも子どもの方が適応能力に優れていて
大人が「コロナウィルスのパンデミックによって何を失ったか」にとらわれがちなのに対して、子どもは「今このときを生きている」のだそうです。
実はコロナ渦は、子どもの感性から学び、今この状況にある最高の「楽しい!」は何かを発見できるチャンスかもしれません。

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