皆様は、スギ・ヒノキを染めたら何色になるかご存知ですか?
緑?はたまた茶色?
スギもヒノキも姿は似ていますが、染め上がる色は違う???
今回は、スギ・ヒノキの秘める「色」について、自由研究。
おうち時間の新提案 スギ・ヒノキ染めをご紹介いたします!
スギ
まずは、スギの葉っぱと枝で草木染め。
草木染の工程は、みかんの葉っぱ&皮で経験済み^_^v
簡単ですよ。
①葉っぱを小さめに切ってお鍋へ。
水、重曹と一緒に40分ほど煮て染液を作ります。
②中性洗剤で洗っておいた染める物(今回は、ウールの毛糸と綿の端切れ)を、染液の中へ。40分ほど浸けて置きます。
③色がついたら、熱湯で溶かしたミョウバン液(媒染液)に移して10分おきます。
④今回は、②③をもう一度繰り返しました。
さて、染め上がりの色はというと… レモンイエロー!
もとい、スギイエローというべきかな?
緑の葉っぱから、爽やかな黄色が出てきました。不思議。。。
ヒノキ
手順はスギと一緒。
同じく、ウールの毛糸と綿の端切れをサンプルにしました。
ヒノキの葉っぱは平べったいので、スギよりかさばらずお鍋に収まります。
スギやヒノキって、建材などではよく見かけますが、それは枝葉を落とされ、皮を剥がれて、製材された状態。私自身、熊野に来るまではスギとヒノキの葉っぱがこんなに違うことなんて考えたこともありませんでした。熊野にいると、おのずと目線が身の回りの自然の方に向いていくんですよね。
さて、染め上がり。
同じく黄色系でした!
スギよりもヒノキの方が少し赤みがかっています。スギよりもっと落ち着いた感じ。
雨の日のおうち時間、草木染めで自由研究!
しとしと、じゃぶじゃぶと続く雨の日。
梅雨の時期、おうち時間の遊びアイディアはいくつあっても足りません。
そんなとき、実は手軽にできる草木染めで自由研究してみてはいかがでしょう?
私も身の回りの、特に熊野でたくさん見かける色んな植物で自由研究してみたいと思います。
ミカン、スギ、ヒノキ、次は…ビワかな?!
図書館には、草木染の本がたくさんあります。
子どもコーナーにもあります。是非いろいろと参考にしてみてください。
私のオススメは、↓こちら。
佐藤麻陽 著
「レディブティックシリーズ キッチンでできる 草木染レッスン帖」
(ブティック社)
まとめ
irokuma kidsでは、おうち時間を子どもたちと楽しむオンラインプランをご用意しています。
ただいま、「みかんの葉っぱで草木染♪」が受付中です。
本やネットを見ながら自分で挑戦するのはちょっと・・・と踏みとどまってしまっている方!ぜひ一緒に挑戦しましょう。
リクエストお待ちしております。
スギ、ヒノキの草木染めをやってみたい!という方も、ぜひお問合せください。
irokuma kidsは子どもたちの「やってみたい!」を全力で応援し、「やってみよう!」に変えていきます。投稿に興味をもっていただいた方、こんな体験がしてみたいというご意見などがあれば、お問合せフォームからどんどんお寄せください!
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