あそび

他ではできない、超熊野的な “定置網漁”で旬を食す。

熊野 定置網体験

こんにちわ。
熊野の遊び場 irokuma kids 井上です。

今回は、近日公開予定の “海のプログラム” を紹介します!
(プログラムがリリースでき次第、ご案内いたします!)

漁師さんの船で大海原へいき、本格的な定置網漁体験
体験の後には市場で「競り」を見学し、
獲れたばかりの新鮮なお魚をいただきました!
(プログラムでは皆様にも体験から新鮮なお魚を召し上がっていただけます!)

今回、私が刺身で食したのは、姿かたちも鋭い歯も”刃”のようなあの魚です!

ようこそ、あなたの知らない熊野の海の世界へ!!

出向前 現役漁師さんによる定置網漁講義

そもそも、みなさん定置網漁というものをご存知でしょうか?
私は字面だけの理解で、正直、知ったかぶりでした。
出向前に漁師さんから図と模型を使って丁寧に定置網漁とは何ぞや?!と、網の構造や魚の動きを教えていただき、予備知識もバッチリです。

簡単に言えば、定置網漁というのは、海の中に大きな迷路のような網を仕掛けておき、その中に迷い込んだ魚を引き揚げるというもの。

自然界が相手なので、大漁の日もあれば、さっぱり魚が獲れない日もあるのだそう。
今日はどうか!!

いざ出向!

この日の漁は、2か所の定置網を引き上げます。

まだ暗い中を、大きな水槽がたくさん積まれた船で出航します。(朝の5時です!)

漁師さんの朝は早い!

出航して30分

出航して30分、最初の網の引き揚げ作業が佳境をむかえると、

大漁!!!大漁です!

今回大漁だったのは、きびなご太刀魚

あと、大きなヒラメも!


私も、ちょっとお手伝い!

かかった魚はすぐに漁師さんが選別をして、魚を種類ごとに水槽や氷のなかに入れていきますが、魚はまだまだ生きています。

脱走を試みる魚も
脱走中の太刀魚を氷の入れ物に戻そうかな、と手をだそうと思ったところで「触ったらあかんよ!」と漁師さんの注意。
なぜなら、太刀魚の「歯」は非常に鋭くて、一度噛みついたら離さない構造になっていたんです。。。

知らなかった。うかつに触らなくて良かった~
よく見てくれていた漁師さんに感謝です。

漁のあと、”大量のあれ”に出会う。

1つ目の網から2二つ目の定置網へ船で移動を始めたときです。
なんだか船の後ろが騒がしい。。。

船の後ろへ回ってみると、そこにいたのは、

カモメ大群

みんな必死の形相です?!

彼らは、大漁にとれたきびなご”おこぼれ”を狙っていたのです。
これぞ食物連鎖。
鳥たちが必死に(おそらく喜んで)食べている姿を見ると、(たとえ死んでしまっていても)海へ戻った魚一匹一匹が地球を回してくれているような気がしてきました。
人間も鳥たちにならい、陸にあげた魚は一匹たりとも無駄にしてはいけない。そんな気持ちが自然と芽生えてきます。

市場にて 熱い戦いがはじまる。

さて、漁から市場へ戻ると、魚を大きさごとにさらに選別。
その隣では、「競り」が始まりました。

ここからは仲買人さんたちの真剣勝負です。

(熊野漁協が運営する遊木の市場は、全国でも数少ない「有料衛生品質管理市場」に認定されていて、漁協の方々も仲買人の方々も衛生の意識がとても高い市場です。)
でも、さすが熊野!
衛生管理にも厳しい環境で真剣勝負が繰り広げられているものの、終始、漁協の方や仲買人の方々の和気あいあいとした雰囲気に和みます^_^

やっぱり熊野のお魚は美味しい!

市場で競りを見学したあと、お待ちかねの朝食です。
太刀魚、きびなご、ほくろガツオなどなど。
さっき獲れたばかりの新鮮な魚をいただきます!
新鮮だからこそ味わえるお刺身。そしてその歯ごたえ!!
食いしん坊井上は、ご飯をおかわりしてたくさん頂きました。(おかわりもOKです!)
↓市場前の海。こんなにきれいな海で育った魚なんだから、美味しいはずです。

やっぱり熊野はの世界も面白い!
今回の行程は、熊野でできる漁師体験(定置網漁)です。
キッズのみんなとも思いっきり遊べるように、漁師さんたちと準備中です。
きっと、みんな熊野の海やお魚が大好きになってくれるのではないかとワクワクしています。ぜひ楽しみにしていてください。

また、ご興味がわいた方、こんな体験がしてみたいというご意見などがあれば、お問合せフォームからどんどんお寄せください!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です